狂うまで夢日記

人間不適格

短歌

最近、短歌おもろくね?って思って短歌にハマったので最近書いた短歌とライナーノーツです

 

・ただひとつ月が衛星の地球で君の引力で引いたり満ちたり

僕は地球で、月が衛星です。たった一つしかない衛星の月は僕に働きかけて、僕の海に波を作ります。潮は引いたり満ちたり

 

アメスピの白い煙が舞い上がり夜に溶けては虚しく消えて

どんだけ煙草吸っても吸っても、結局何にも生きた証とか、痕跡とかを残す事はできず、空に消えていきます 虚しいねえ 人間は愚かだねえ

 

・いつもよりぬるいシャワーを浴びたあと自分で捻って熱くしたりして

そのまんまです。自分より先にシャワーを浴びた人がヌルいシャワーが好きだったみたいで、ちょっと肌寒く感じたので、設定を変えて熱いシャワーを浴びました。ドキドキも相まって、のぼせかけたのを覚えています。

 

・パプリカを避けてソテーを食べる君その黄色いの残すんだろうか

これもそのまんま。お前がパプリカ残すなら、俺が食べちゃうよって、お前のパプリカなら喜んで食うよって話

 

・透明な傘にくっつき回るのは落ち葉や噂悲しい涙

ビニール傘をさして歩いたのですが、工学部の横から落ち葉が降ってきて、それはまるで木が泣いているみたいだなって思いました

 

・忘れ物一つもせずに帰る君忘れていった石鹸の香り

真面目な人なんでしょうね 何一つ忘れ物もせずに想い出も全部持って帰って、あら不思議 まるで居ないみたいなんですけど、そこには揺蕩う何かがあるよという物

 

・夢枕濡らして笑って喜んで二度寝しても浸るに浸れず

高校時代憧れだった先輩が出てくるめちゃ楽しい夢を見たんで、二度寝して続きを見ようと思ったら、家族が死ぬしんどい夢を見ました そういう短歌

 

・侘びしくてエクレア少し囓ってもクリームのように甘くは無くて

なんか虚しくなったんでコンビニでおやつを買いました。そんでエクレア食べたけど、侘しいという気持ちは全く消えやしないよ

 

まあこんな感じですかね。どうでしょうか。最近短歌書いてるってのは大嘘で、最初の一つだけちゃんと書いた奴で後は全部一発でサラサラっと適当に書きました。バッググラウンドはちゃんと全部の歌にあります。最近悲しい思いをしたので、それを短歌にしました。57577の可能性を感じます。好きな短歌があったら、今度あった時こっそり教えてください。