不寛容社会へ行こう

本当に、怒る事が好きな人っているよね〜　例えば"チケットの転売"にだとか、"デマを流して回る人"にだとか、"自分の思い通りに行かない政治"にだとか、"好きな芸能人をとやかく言うキャスター"にだとか。

私達パンピーは、結局与えられた物を受け取る側の立場でしか無いのに、いつも怒って、文句言って、私はこんなに思ってるのにって説明してくれてありがとう。熱い思いの丈をどうもありがとう。感謝します。

何で人間は怒るんだろう？妖怪のせいか？感情の制御が上手く行かないからか？それとも事象に対して未練があるからか？ん〜ムズイ。

例えば、自分がよく怒られた事を思い返すと、

• 靴は脱いだら揃えなさい
• 制服は脱いだらハンガーに掛けなさい
• すぐに「ごめん」って言うの辞めなさい

よく怒られたのはここら辺かな。生活力が低すぎるな？　まあ、もっと細々したのは山程あるだろうけど、そんなに赤裸々に語っても恥ずかしいからね、これぐらいにしとうこかね。

「靴は脱いだら揃えなさい」これは結構、真っ当な怒り(というか注意じゃないか？)だと思う。だってお友達の家に上がって、靴を揃えて無いと、ちょっとだらし無い人だなって思われちゃうし、自分の家の玄関がグチャグチャしてたら、確かに良い気分はしないだろうな。うんうん、納得。

「制服は脱いだら掛けなさい」これも至極真っ当。制服って簡単にクリーニング出せないし、しわくちゃになってる制服で高校行ったりするの恥ずかしいし。それに一人暮らし始めた時に、ハンガーにアウター掛ける癖ついてたら、多分、めっちゃ部屋が綺麗だと思う。(このように書くのは、アウターをそこら辺に脱ぎ散らかしてるから)

「すぐに『ごめん』って言うの辞めなさい」これ、歴代彼女に延々と言われて来ている悪癖。自分としては、「ああ、怒っとるなあ。悪い事してしまったし、やっぱ謝らんとなあ」という思考プロセスを経て「ごめん」が口から出てる訳なんですけども、すぐ「ごめん」って言われるのは何かムズムズするんだそうです。「すぐに『ごめん』って言うの辞めて」って言われた時に「ああ、そうね。ごめん。」って返してしまって、暫く口を聞いて貰えなかった事があります。

総括。自分の身に置き換えて考えた結果、人間は(敢えて大きな主語を使ってみました。大きな主語を使ってわざとらしく言うの好きなので)何かを直して欲しい時に怒るみたいです。腑に落ちる所がありますね。

という事で皆、気に入らない事にはドンドン怒っていきましょう。与えられた物を受け取る立場にしか無いとか、甘っちょろい事を言っていては駄目です。怒って怒って、怒りまくって、直して貰いましょ。アクティブラーニングです。能動的に動きましょう。

よ〜し、色んな事に怒るぞ〜　色んな事を直して欲しいからな〜〜　「なんでNHKに受信料払うんだ！ふざけるな！」「巨人はFAで引き抜くの辞めろ！」「雨降んなよな！かったりいしさあ！！」はぁ〜一通り怒った怒った。気持ち良いっすね、怒るの。怒って、自分の主張をガンガンぶつけて、色んな人を不快にしていきましょう。最後にもう一個だけ

「なんでいつも怒ってんだよ！こっちが不快になんだろ！！！」