狂うまで夢日記

人間不適格

ドルガバ

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エモさと五感が結びついてるという考え方をあまりした事が無かったけど、思い返すと「なるほど、そっかあ」ってなる事も多かったので、そういう場面を書いていきます。

 

夕方がエモい。あの水色と藍色と橙色が混じった空の色がエモい。遠くから聞こえてくるカラスの鳴き声や、子供達の遊ぶ声がエモい。家への帰り道の途中に何処かから流れてくる夕御飯の匂いがエモい。ハンバーグでもいいし、カレーでもいいし、煮物でもいい。とりまエモい。

海もエモい。空の青さと海の青さの境界がエモいし、サイダーの瓶の青さもエモい。波の音が何よりもエモいし、潮の香りに混じった、あの子の日焼け止めの匂いもエモい。パラソルで飲むカルピスソーダの味もエモい。ちょっと汗が混じっていつもよりしょっぱいのもエモい。肌をジリジリと刺すような陽射しは、あんまりエモくない。

ベッドの中がエモい。夜2時ぐらいが特にエモい。部屋の灯りを消した中でするツイッターはエモいし、友達のインスタを見るのもエモい。耳から流れてくるパワーポップバンドの新譜もエモい。冷房の黴びた匂いもエモいし、ベッドに入る前に吸った煙草の残り香もエモい。昼間に干してたフカフカの布団もエモい。

 

やば。名文を書き上げてしまった。これもう令和の枕草子だろ…… 

え?文にまとまりが無い?シチュエーションの羅列でつまらない? それはもう、香水のせいだろ。