狂うまで夢日記

人間不適格

ラブレター書いた

そら豆のフカフカな部分のような愛すべき君へ。

お久しぶりです。この「そら豆のフカフカな〜」に特に意味は無いんですけど、僕がこうやって意味の無いような事を書いたら、必ずお返事にそういった一文を入れてくれるので、どんな返しが来るのか見たくて、入れてしまいました。でも別にお返事を強要している訳では無く、これを見て、「ふ〜ん吉村はまだ、こんな所で藻掻いてるんだあ 子供だなあ」と思って、何もせずに捨て置いてくれても構いません。

ボールペンで書くと、腕が疲れてしまい、言いたい事の2割ぐらいしか伝えられないんですけど、スマホは便利で、腕が疲れるって事は無いので、言いたい事の4割ぐらいは伝えられると思います。まあ、何が言いたいかというと、滅茶苦茶思う事がいっぱいなんだよ、という事。

 

ずっとずっと、僕に対して『変わらない』とか『いつまでも』とか「不変」という目線を向けて来てくれていたように感じていたけど、最近自分は少しずつ変わって来ました。

というのも、少しだけ自分にワガママになるようになりました。僕はこれまで、「人に対して優しくあろう」「人を怒らせるのはツマラナイ事だ」とかを思いながら過ごしてきましたが、最近どうにも「人間は自分が働きかけても思ったより変わらないぞ?」というのに気付いたので、どうにも少しだけワガママになってしまったのです。

思い返すと、昔は自分が働きかければ働きかける程、たま〜に面白い話をしたりすればする程、変わって行ってくれる存在があったから(驕りですかね)、自分は満足して、不変という存在を選んだのかも知れません。恐らく人間関係とは、自分と相手との間に、「不変の人」と「変化の人」のどっちかが割り振られていて、僕がその時たまたま「不変の人」だったんだと思います。

「不変の人」だなんて言っちゃうと、当時、学んだ事なんて全く無かったよ、みたいな言い方になっちゃいますけど、色々いっぱい学びました。それこそ、合い挽きミンチにおける牛と豚の割合とか、お手紙の素晴らしさとか、努力不足の嘆き方とか。

「不変の人」って言わば、現状を打破しようとしない、足踏みだけをしているツマラナイ人間なので、そういう所が結局、引っ掛かる所になってしまったとしたら、それはそれで面白いというか、人間関係は上手くできているなあと思います。しかし、沢山変われたと言ってくれたのも、僕が「不変の人」だったからだとすると、とてもとても嬉しく素晴らしく思います。

今は相手する人達が「不変の人」達なので、僕は自分を通そうとする変化を身に着けて行っています。ワガママを言うのも大事な場面がきっとあると信じ、変化を受け入れ、ワガママを言うようにしています。

 

僕はお病気のせいで(これも言わば病気が「不変の人」で僕が「変化の人」)(沢山学んで、沢山変わりました)一年ダブってしまい、皆と足並み揃えて社会人、とはなりませんでしたが、そちらの調子は如何でしょうか。2週間近く経ってますけど、オフィスには行けたのでしょうか。研修も全部テレワークだとしたら、便利なようで、面倒くさくて、少々煩わしい事もあると思います。大変ですね。

例えば社会のシステムが、他者大多数の常識が、上司が、同期が、自分にとってツマラナイ存在である、頑固な「不変」な奴らだったとしたら、それは自分が変われるチャンスだと思います。自分が変わらないで居ると、嫌な奴らに変化するチャンスを与えてしまうかも知れません。出し抜いて行きましょう。

 

正直、大学の殆どをかいつまんでしか知って無いので、つまらないお説教とか、既知の情報だったりとか、ストーカーじみた行為(これは実際そうだと思うけど)だったりしたかもしれません。でも僕は今、こんな事を考えているよ、こんな事に気付いたよ、という報告でした。そら豆のフカフカな部分のような愛すべき君は、チクチク言葉の返事を書かないだろうなあと思ったし、何よりそのフカフカな部分の感触を思い出してみたくなってしまったので、お手紙を書いてしまいました。すいません。少しだけ懐かしい気持ちになりました。

 

色々言いたい事や書きたい事はありますが、あんまり書きすぎてもお返事が面倒だと思うので、ここらへんで筆を置こう(スマホだから指を休めよう、になるのかな)と思います。ふ〜〜伝えたい事の0.7割ぐらいは書けたぞ。

読んでくれてありがとうございました。読み終わった後には、このエントリーにF5連打するなり、スパム報告をするなり、好きに使ってください。読んでくれてありがとうね。

 

 

 

解説

俺が恋に溺れていた時(つまる所高3)、当時の彼女の節目にお手紙を書きました。そうすると僕の節目にお返事が返って来ました。可愛い雲が浮かんでいる便箋だったのですが、律儀、もとい未練がましい僕は、今も尚、封筒ごとクリアファイルに入れて取っておいてたんですよね。それが引っ越しの際に目について、懐かしくなって、ついついお手紙を書いてしまいました。ツイッターも、フェイスブックも、インスタも知らないんで、ネットの海からでも探れるここにしました。(ラインは知ってるけど直接送るとキモいしヤバすぎるので)無粋な事だとは分かっていますが、どうにも止められずに書いてしまいました。あ〜あ。